本を読む時間ができました。

最近ではドラマも見なくなったので夜はほとんど読書をしています。

ここ2・3年は美容室・電車でしか読むことがなかったので文庫中心だったけど、
今は売ってやりたいほど時間はあるので、図書館でハードカバーを中心に読書中。

表記の本は2009年のこのミス大賞作品らしい・・・

レビューを見るとクラシックを聴いてみたくなる作品とあった。

16歳の少女、香月遥は、ピアニストを夢見る少女。
しかし運悪く高校進学を目前に控えて全身大やけどを負う火事に見舞われる。
しかもその火災で大好きな祖父といとこをなくしてしまう。
動かない指をリハビリをしながらコンクールを目指すが、なぜか命を狙われる。
祖父の遺産を受け取ることになったために、家族に命を狙われているのか?
疑心暗鬼になりながらもピアノを弾き続ける



かなりのやけどのせいで松葉づえと全身包帯で入学した高校に通うんだけど、みんなの好奇の目にさらされながら、音楽クラスということで、なんとかピアノを弾くんだけど、「同情を集めてる」といってクラスの女の子にいじめられる。
「生きていてくれただけでもありがたい」
確かにそうだろうけど、この先を生き続けるためには過酷だよな・・と思った。

主人公がピアニストを目指す設定のため、ところどころに主人公がコンクールで引く「月の光」と「アラベスク第1番」の作品紹介や、技法などが出てくる。
私はピアノについてはよくわからないけれど、このへんは「のだめ」に似ているのかな・・と
でも1度読み終えたあとに、改めてこの「月の光」と「アラベクス第1番」を聞きながら再読するとまた違う世界が見えそうだな・・と思えました。

謎ときについては(ミステリーなので)犯人については大方の様相通りだったけど、1点だけ見逃していたな・・・
まさか、そうなっていたとは・・・

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