一女が読書をするようになったのはいいのだが、読む本を私に探させる。
だから最近本屋で手にするのはなるべく一女でも読めるようなもの。
分厚くて、難しそうな話は避けるようにしている・・・

これが結構難しくて。

先日ふらりと寄った本屋でこの本を手にした。

世の中には「別れさせ屋」という商売があるというのはテレビでもインターネットでもみたことがある。
これは「別れさせるのではなく、強奪する」と言う話。
短編集で、自分に依存し挙句に暴力を振るう年下の彼氏と別れたい女性。
何でも自分のまねをする会社の同僚に彼氏がひっかかり二股を掛けられている女性。
お父さんが再婚したけれど、どうも継母が浮気をしているようで、浮気相手から強奪して家庭に戻してほしいという小学生
お父さんが年下の女性と再婚して妊娠したが、父親が無職となり自分がこのままいると家庭がダメになると思い、田舎から家出してきて男に拾われたが、その男が監禁男だったのでその男のもとから逃がしてほしいという高校生
付き合った彼が、由緒正しき医者の家系の息子で彼も医者の卵。母親から不釣合いだから姿を消してほしいと頼まれ、自分からその彼を強奪してほしいとたのむ女性。

私には「別れさせ屋」と「強奪します」の違いがはっきりとは判らなかったけど、本当にこんな商売はあるのだろう。とは思いました。
手法としては主人公と言うか、強奪屋のヒナコさんが体を使って男を誘惑するのですがね・・・
「泥棒猫ヒナコの事件簿」とあるからこれからシリーズ化するのかな?
とも思います。

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