1963年に出版されて1度絶版になったみたいです。
でも今でも小説家の学校(?)などでは「叙述トリック」のテキストとして使われるほどの作品らしいです。

今回長い年月を経て復刊となりました。

ストリッパーのミミイ・ロ-イこと漣子はストリップ劇場で御曹司の八島杉彦に見初められて結婚をする。新婚生活を送るのは杉彦に実家で杉彦の父親が離れに暮らす邸宅。そして何者かが杉彦の父親を殺害する

という話です。

始めに「テキストにもなるほどの叙述トリック」と思ってしまったため、いったいどこにトリックが隠されているのか、さぐりながらの読書となりました。

読み終えてからは「あ、やられた。これだったのか・・・」と前のページに戻り確認することになるのですが・・・

作者の小泉喜美子さんは酔っ払って階段から落ちて亡くなっています。生きていらしたら、今頃どんな作品を発表していたのかと思うととても残念です。

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