まだ二女がこっちに居る頃。

夫と3人で買い物にでかけたらスーパーの駐車場に青い軽自動車が停まっていた。

ナンバーが・・・・昔会社にいた経理のねえちゃんの車だった。

なぜわかるかというと・・・ナンバーがちょっと私にゆかりのある数字だから。である。

車を発見して
「あ、経理の姉ちゃんの車がある」
といったら
「どこ?どこ?どこ?」
と二女が反応。

「人が乗っていないから買い物中じゃない?」
と言ったら
「探してくる!」
とおお張り切り。

で、なぜ二女がこんなに経理の姉ちゃんに敏感かというと、
ものすごい童顔で辞める頃まだ20代前半かと思っていたら実は30超えていた・・・
という事実から子どもたちは一度は顔を見てみたいと思っていたのだ。
しかしその願いは叶うことなく、経理の姉ちゃんは会社を辞めていった・・・

ということは、二女が探すといっても経理の姉ちゃんの顔を知らないのだ。
「どんな人?」
と聞かれて
「めざましテレビの高島アナウンサーを太らせたような人」
と答え、二女は夫を引き連れスーパー内を大捜索。

しばらくしたら私のすぐそばに経理の姉ちゃん発見。
彼氏とうれしそうに買い物中

二女に電話して「魚売り場のところにいるよ」と言ったら猛ダッシュでやってきた。

私はそ知らぬ振りして買い物をしていたら
「ねぇ、あの黒いワンピースの人?」
と二女が聞いてきたので「そうだよ」と答えたら・・・

「全然さわやかじゃないし!」
と・・・

あげくに夫までがっかりしていた・・・

いったい彼女に何を期待していたのか・・・

それにしても姉ちゃんは昔より太っていた。

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